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「オールオンフォーは本当に総入れ歯に代わる治療法なのか?」「デメリットがあるとしたら、どんな点に注意すべきなのか?」と疑問に思っていませんか。
オールオンフォーは、総入れ歯に代わる治療法として注目を集めていますが、インプラントが4本しかないという構造上のリスクや、メンテナンスの重要性など、注意すべき点もあります。
この記事では、オールオンフォーのデメリットと、それを軽減する方法を分かりやすく解説します。
治療を検討している方で費用相場を知りたい方は、下記も参考にしてください。
オールオンフォー(All-on-4)は、歯をすべて失った方や多数の歯を失った方に適用されるインプラント治療法です。
名前の通り、4本のインプラントを埋入し、それを支えとしてブリッジ状の人工歯を装着します。
従来の総入れ歯よりも安定感があり、噛む力も強く、見た目も自然に仕上がります。
また、骨移植が不要なケースが多く、治療期間を短縮できる点も特徴です。
ただし、すべての患者様に適しているわけではなく、適応条件やデメリットも理解したうえで選択することが重要です。
当院のオールオンフォーについて詳しくは下記をご覧ください。
オールオンフォーのデメリットは次のとおりです。
それぞれ解説します。
オールオンフォーは、4本のインプラントにすべての人工歯を支えさせる構造です。
そのため、1本でも破損や脱落が起きると全体に影響し、補綴物のやり直しや再手術が必要になるリスクがあります。
丁寧な歯磨きはもちろん、フロスなどを使った清掃が大切で、約半年ごとの定期検診も欠かせません。
怠るとインプラント周囲炎や噛み合わせ不良を招き、寿命を縮める原因になります。
総入れ歯に比べると自然とはいえ、人工歯であることに変わりはありません。
治療直後は「舌が当たりやすい」「発音がしにくい」と感じる方もいます。
数週間〜数か月で慣れるケースが多いものの、違和感が残る可能性がある点に注意が必要です。
オールオンフォーが合わないケースは以下のとおりです。
それぞれ解説します。
噛む力が非常に強い人は、インプラントや補綴物への負荷が大きく、破損や脱落のリスクが高まります。
その場合はオールオンフォーではなく、6本以上のインプラントを使用する方法が検討されることもあります。
就寝中の歯ぎしりや日中の食いしばりは、インプラント治療にとって大きなリスクです。
オールオンフォーのように支えが4本しかない構造では、1本に集中する力が過剰になりやすく、トラブルにつながります。
仕事が忙しく定期的に通院できない方、あるいはセルフケアを怠りがちな方にはオールオンフォーは向いていません。
メンテナンスを怠ることで、インプラント周囲炎が進行し、全体のやり直しが必要になる可能性があります。
オールオンフォーのデメリットを軽減する方法は下記のとおりです。
それぞれ解説します。
インプラント体には生体親和性が高く、かつ強度に優れたチタン合金が多く使用されています。
チタンは腐食しにくく、骨と結合しやすいため、人工歯根として適した素材です。
メーカーごとに加工技術や表面処理が異なり、骨との結合を早めたり、強度をさらに高めたりする工夫が施されています。
また、インプラントを埋め込む角度や人工歯の設計によって噛む力を分散させることができ、負担が一点に集中しないように調整されます。
当院ではX-ガイドを導入し、安全かつ正確なインプラント治療を行っていますので、下記もご参照ください。
歯ぎしりや食いしばりがある方にとって、ナイトガードはインプラントを長持ちさせるために大切です。
夜間に装着する透明なマウスピースのような装置で、噛む力を分散させ、インプラントや人工歯に直接加わる過剰な負担を軽減します。
治療後に歯科医師から提案があった場合は、必ず活用することをおすすめします。
インプラントは天然歯と違い、摩耗や自然な動きがほとんどないため、時間の経過とともに噛み合わせにズレが生じることがあります。
そのズレを放置すると、一部のインプラントや人工歯に大きな力が集中し、破損やインプラント周囲炎のリスクが高まります。
定期的に歯科医院で噛み合わせのチェックを受け、必要に応じて咬合調整をしてください。
オールオンフォーは、総入れ歯に悩む方にとってメリットがある治療方法ですが、デメリットや注意点も存在します。
短期間で歯を取り戻せるというメリットだけで判断せず、デメリットや注意点も理解した上で選択することが、後悔しないための第一歩です。
経験豊富な歯科医師としっかり相談し、自分に合った治療法を見極めましょう。
当院は、東海エリアで4院を展開している医療法人スマイルが運営する栄院です。
オールオンフォーの実績は120症例以上(2023年1月〜12月)ありますので、疑問点や不安点がある方もお気軽にご相談ください。